ルックブック制作
ルックブックで使用した画像はすべて、ローカルPC上のComfyUIを使って生成しています。 使用モデルは2025年11月末に出たばかりのZ-Image-Turbo。このモデルは高品質な画像を爆速で生成することができるため、試行回数を増やせるのがとても良いです。 このモデルに加えて、AI生成画像から独自に学習したRICO用のLoRAを使ってキャラクターの一貫性を確保しています。 1コレクションあたり100〜150枚を生成し、厳選した数枚を採用しています。
生成に使用するプロンプトは、YAML形式で作成した構造化プロンプトをプロンプトエンハンサーを使って自然言語に直したものを使用しています。 このプロンプトエンハンサーは、Z-Image公式で推奨されているシステムプロンプトを使ってLLMに最終的なプロンプトを作成させるカスタムノードを自作して使っています。
生成の後処理では、Detailerを使って顔の再描画を行っています。 また、フィルムグレインやLUTの適用など、さまざまなポスプロ処理を行っていますが、全てComfyUIのカスタムノードを使用し、基本的にComfyUI内で完結するようにしています。 生成画像の一部が破綻しているような場合のみ、Photoshopの生成塗りつぶしで修正を行いました。
ComfyUI / Photoshop